店舗閉店の残置物撤去は何日?2店舗で差が出た本当の理由【大阪】
2026/07/27
閉店日は決まったのに、店内には什器も家電も残ったまま――今、そんな状況になっていませんか?
閉店前は、従業員や取引先への連絡、在庫整理、契約手続きに追われます。
店内の片付けは、どうしても後回しになりがちです。
ところが、明渡し日が近づいてから確認すると、「思ったより物が多い」「夜間しか搬出できない」「造作物を残すのか分からない」といった問題が出てきます。
店舗の残置物撤去にかかる日数は、坪数だけでは決まりません。
ゲットオンが対応した約30坪の物販店は、2名・約6時間で完了しました。
一方、約40坪の美容室は、8名・約2日間かかっています。
10坪ほどの差なのに、なぜ人数も日数もここまで変わったのか。
大阪府内で対応した2店舗の実例をもとに、撤去日数を左右する条件や、短納期・夜間搬出で気をつけたい点をお伝えします。
先に結論|店舗撤去の日数を左右する5つの条件
条件1:店内に残っている物の量と種類
条件2:大型什器や重い設備があるか
条件3:階数やエレベーター、搬出口までの距離
条件4:昼間に搬出できるか、夜間だけなのか
条件5:造作物や固定設備をどこまで残すか
店舗の広さだけでは、必要な人数や車両、作業日数までは判断できません。店内写真と搬出条件の確認が必要です。
店舗閉店後は、どこまで撤去すればいい?
物を運び出す前に確認したいのが、明渡しまでに何を撤去し、何を残すのかです。
椅子、テーブル、冷蔵庫、自立式の陳列棚、ワゴン、店舗備品などは、基本的に動かせる物です。
一方で、壁に固定された棚やカウンター、間仕切り、給排水につながった設備は、造作物や内装工事の範囲に入ることがあります。
自己判断で全部外してしまうのは危険です。
管理会社やオーナーが残してほしいと考えていた設備まで撤去すると、補修費用が発生する可能性があります。
逆に、残してよいと思っていた物が撤去対象なら、明渡し直前に追加作業が必要になります。
作業前に、店内の物を次の3つに分けておくと話が早く進みます。
撤去する物:什器、家具、家電、備品、在庫、廃棄物
残す物:壁面設備、固定棚、カウンター、間仕切り
確認する物:電気や給排水につながった設備、重量物、内装と一体になった物
判断がつかない物は、外す前に管理会社へ確認するか、写真を撮って業者へ相談してください。
大阪で対応した店舗残置物撤去2件の実例
約40坪の美容室|8名・約2日間で対応
1件目は、大阪市内の繁華街にあるビルテナントの美容室です。
店内には、カット椅子、シャンプー台、テーブル、店舗什器、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、植木、棚、電気小物などが多数残っていました。
大型設備だけでなく、細かな備品や分別が必要な物も多く、写真で見る以上に手数のかかる現場でした。

カット椅子や店舗什器が残っていた約40坪の美容室を、造作部分を残して撤去したビフォーアフターです。
この店舗では、管理上の都合で搬出時間が夜間に限られていました。
お客様から搬出日も指定されていたため、夜間の搬出が始まるまでに、店内の仕分けや解体、搬出準備を終えておく必要がありました。
作業は8名で約2日間。3トン車1台、2トン車1台、軽トラック2台を使っています。

家電や店舗備品、袋詰めした残置物を夜間に搬出し、床面全体を確認できる状態まで整理しました。
ビルテナントでは、店内だけでなく、廊下やエレベーター、搬入口などの共用部分にも気を配ります。
私は、期限が短い現場ほど、最初の確認を丁寧にします。
急いで外してはいけない物まで外すと、結局はお客様の時間も費用も増えてしまうからです。
この現場でも、搬出速度だけを優先せず、建物に傷をつけないことと、指定された時間内に終えることを両立させました。
約30坪の物販店|2名・約6時間で対応
2件目は、茨木市にある路面の物販店です。
主な撤去物は、自立式の陳列棚、金網什器、ワゴン、店舗備品、少量の廃棄物でした。
壁面に固定されたディスプレーや造作設備は残し、動かせる什器を中心に撤去しています。

自立式の陳列什器を撤去し、壁面の固定ディスプレーを残した物販店の作業事例です。
夜間搬出などの制限はありませんでしたが、問い合わせから4日以内に完了してほしいという短納期のご依頼でした。
現地を確認した後、すぐに車両、人員、処理先を手配。作業は2名・約6時間、2トン車2台で完了しました。

通路部分の金網什器や陳列台を搬出し、明渡しに向けて床面と動線を確保しました。
美容室より物量が少なく、撤去する物の種類もまとまっていたため、作業は1日で終わりました。
ただし、実際の作業が6時間でも、現地確認や車両の確保はその前に済ませなければなりません。
閉店日が迫っている場合は、店内の整理が終わるまで待たず、早めに相談する方が動きやすくなります。
閉店日が迫っている場合は、写真が揃うまで待たなくても大丈夫です
店舗の住所、広さ、撤去期限、店内の様子が少し分かるだけでも、最初の確認はできます。
まずは入口から店内全体を撮った写真や、残っている什器・家電の写真をお送りください。
図面や管理会社からの搬出条件がある場合は、一緒に送っていただくと確認が早くなります。
同じ店舗でも、撤去日数が変わる5つの理由
1.残っている物の量と種類
広い店舗でも、残っている物が少なければ短時間で終わります。
反対に、小さな店舗でも、細かな備品や在庫、分別が必要な物が多ければ時間がかかります。
坪数だけで判断するのは、箱の大きさだけを見て、中身の重さまで決めるようなものです。
2.大型什器や重い設備があるか
カット椅子、シャンプー台、大型冷蔵庫、業務用機器は、一般的な椅子や棚より搬出に人手がかかります。
給排水や電気につながった設備は、取り外し作業が必要になることもあります。
3.搬出口までの距離
店舗前に車両を止められる路面店と、エレベーターを使うビルテナントでは、同じ物量でも作業時間が変わります。
エレベーターの大きさ、使用可能時間、搬入口までの距離も確認します。
4.搬出できる時間帯
商業施設や繁華街のテナントでは、営業時間中に搬出できず、夜間だけ作業できる場合があります。
搬出時間が限られるときは、先に店内で分別や解体を済ませ、決められた時間にまとめて運び出します。
5.どこまで撤去するか
動かせる什器だけを撤去するのか、固定設備や内装まで外すのかで、作業内容は大きく変わります。
原状回復まで必要な場合は、残置物撤去後に内装解体や補修工事を行うこともあります。
費用が変わる条件については、残置物撤去費用と依頼前の確認点でも解説しています。
見積もり前に分かると助かる情報
全部揃っていなくても構いません。
次の内容が分かると、見積もりまでが早くなります。
店舗情報:住所、階数、おおよその坪数
期限:閉店日、搬出希望日、物件の明渡し日
写真:店内全体、什器、家電、バックヤード、搬出口
搬出条件:作業可能時間、エレベーター、車両の駐車場所
作業範囲:残す物、撤去する物、判断に迷っている物
管理条件:管理会社への申請、養生、夜間作業の制限
店舗のごみは、家庭の粗大ごみとして出せません
店舗の営業や閉店に伴って出るごみは、事業活動から出た「事業系ごみ」です。
家庭用の粗大ごみ収集には出せません。
ごみの種類に合わせて、適切な許可を持つ業者や処理先へ委託します。
什器、備品、一般ごみ、電気製品などが混ざっている場合は、内容を確認して処理方法を分けます。
所在地によって処理ルールが異なるため、自治体の案内も確認してください。
ゲットオンでは、廃棄物の内容を確認し、一般廃棄物・産業廃棄物の許可業者と連携して適正に対応します。
店舗閉店後の撤去は、明渡し日から逆算します
店舗の残置物撤去は、物をトラックへ積むだけでは終わりません。
残す物の確認、分別、設備の取り外し、管理会社との調整、車両や処理先の手配も必要です。
今回の2店舗でも、物量と搬出条件によって、人員と作業日数に大きな差が出ました。
荷物が完全にまとまるまで相談を待つと、車両や人員の手配が間に合わないことがあります。
短納期や夜間搬出が必要な店舗もご相談ください
ゲットオンでは、大阪府内を中心に、店舗閉店後の残置物撤去、什器撤去、不用品回収、内装解体、原状回復に関するご相談を承っています。
路面店、ビルテナント、商業施設内の店舗など、搬出条件に合わせて作業内容をご案内します。
執筆・監修
ゲットオン代表 濱﨑信也
不用品回収、残置物撤去、遺品整理、生前整理の見積もり・現場対応を担当。
茨木市・高槻市を中心に、店舗、事務所、住宅の片付けから解体・不動産相談まで対応しています。
まずは、店内全体が分かる写真をLINEで1枚送ってください。
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ゲットオン
大阪府高槻市富田町5-18-8
電話番号:090-4271-9677
固定電話:072-604-5885
営業時間:10:00~20:00
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不用品回収・遺品整理・生前整理・空き家片付けでお困りの方は、ゲットオンへご相談ください。
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